医療・介護・健康領域の専門家によるウェルネス応援サイト【新潟日報|ささえ〜る

「オレンジの輪」おとなプラスシリーズⅡ(第3土曜日) 認知症・ともに歩こう

RUN伴2017新潟実行委員会

2017年9月19日

おとなプラスシリーズⅡ

認知症・ともに歩こう②

RUN伴2017新潟実行委員会


認知症を「自分事」に

たすきつなぎ地域づくり


 オレンジ色のそろいのTシャツを着た新潟エリアのスタッフが8月末の夜、目前に迫ったRUN伴(ランとも)2017実施に向けた役割分担を確認した。警察への説明や商店街への応援依頼、フェイスブックへの投稿をどうするか―新潟市江南区福祉会館の閉館時間まで、活気あるミーティングが続いた。

 RUN伴は認知症の人と接点がなかった地域住民と認知症の人、その家族、医療福祉関係者らがたすきをつなぎ、日本を縦断するイベントだ。認知症の人と走ったり、一緒に沿道で応援したりして出会うことにより、誰もが安心して暮らせる地域づくりを目指す。

 NPO認知症フレンドシップクラブと各都道府県の実行委員会が共同で主催。2011年に始まり、15年から加わった本県は3回目の開催となる。ランナー3人以上でチームをつくり、今月16日の新潟エリアから17日中越、18日県北、23日柏崎・上越、24日魚沼・十日町の5エリアをリレーする。本県エントリー総数は822人(うち認知症当事者41人)で、昨年からほぼ倍増した。

 この日集まった新潟エリアのリーダー、岩﨑典子さん(52)は、小旗を振って応援する認知症の妻の笑顔が、介護する一番の楽しみ、幸せだという夫との会話を振り返る。「認知症の人も家族も胸を張って出てこられるのがRUN伴。地域に暮らす人がその家族に目を向けるきっかけになれば」と望む。

 同サブリーダーの今村亮さん(35)も「イベントの成功が目的ではなく、その後にどう意識をつなげるかが大切。『ばあちゃんどうしてる』と垣根なく声掛けできるといい」とうなずいた。

 各エリアのゴールでは、つないできたたすきにランナー全員が自分の名前を記し達成感を共有する。新潟実行委員会代表の神田和美さん(46)は「同じ思いの仲間や参加者から学ぶこと、得るものは大きい。認知症の人や家族との出会いを通じて認知症を『自分事』化し、明日から何ができるかを考えてほしい」と期待した。


みんなのコメント

0

この記事に関するみなさんのご意見をお寄せください。
なお、投稿されたコメントは管理者の承認の後に掲載されます。 悪意ある投稿・誹謗中傷、営業目的などのコメントの掲載は 承認されないことがございますので予めご了承ください。

新しいコメントを投稿する

お名前
タイトル
コメント
1000文字以内で入力してください。
認証

投稿されたコメント 0

コメントはありません